離婚調停において慰謝料請求を排除した事例

2017-09-01

慰謝料問題の解決事例

離婚請求	原因	性別	子ども	職業	相手方職業	条件	手続き
求めた	相手方の借金性格の不一致等	男	あり	公務員	パート	慰謝料面会交流	調停

【事案】

依頼者の妻には結婚前から多額の借金がありました。また、依頼者の妻には、日常生活の上でも大きな問題があり、依頼者は、離婚を決意し別居をしていました。依頼者は、妻から、養育費と慰謝料を請求されていたため、調停の場での話し合いを希望し、当事務所に依頼しました。

【解決】

当事務所が代理人となって離婚調停を申し立てたところ、相手方にも代理人がつき、調停での協議が進められました。離婚や相手方が親権者になることについては合意しており、養育費の金額、慰謝料等が争点となりましたが、調停委員や裁判官に入っていただき、相手方を説得することができ、依頼者が慰謝料を支払うことなく、合意に至りました。また、依頼者と子どもとの面会交流について、約束の条項が定められ、調停離婚が成立しました。

投稿者プロフィール

高橋善由記

弁護士　仙台弁護士会所属
専門分野：離婚
経歴：仙台生まれ。仙台第一高等学校卒業後、上智大学文学部英文科に進学。卒業後、平成14年に弁護士登録。勅使河原協同法律事務所（仙台）を経て、平成24年に高橋善由記法律事務所を開業し、現在に至る。主に離婚問題の解決に従事し、相談者の抱えている問題に寄り添いながら最適な方法を提案し、新たな人生の始まりをサポートしている。

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