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面会交流

弁護士コラム

面会交流97.jpg代理人として、離婚協議中や離婚後の面会交流の調整をさせていただいたり、場合によっては、面会交流の場面に立ち会わせていただくことがあります。

夫婦の関係がこじれてしまいますと、ご自分達だけでは調整が困難となり、弁護士が関与することが必要となる場合があります。

子どもと一緒に暮らしていない親は、子どもに会いたい気持ちが強いのですが、他方で、子どもと一緒に暮らしている親は、面会することで子どもが動揺することなどを心配し、両者間で調整をすることが困難となるようです。

両親が別居、あるいは離婚をしても、子どもの成長にとっては、一緒に暮らしていない親とも交流をしていくのが望ましいことが多いです。

夫婦関係がこじれている場合、調整は容易ではありませんが、子どものことを最優先に考えていただき、若干時間がかかるとしても、子どもとの面会交流に関しては、相互に一定の信頼関係を築いていただき、両親ともに子どもと良好な関係を持っていただきたいと思います。

私も弁護士として、今後も、そのような関係を築いていただくためにサポートをさせていただければと思います。
 

投稿者プロフィール

高橋 善由記
高橋 善由記
弁護士 仙台弁護士会所属
専門分野:離婚
経歴:仙台生まれ。仙台第一高等学校卒業後、上智大学文学部英文科に進学。卒業後、平成14年に弁護士登録。勅使河原協同法律事務所(仙台)を経て、平成24年に高橋善由記法律事務所を開業し、現在に至る。主に離婚問題の解決に従事し、相談者の抱えている問題に寄り添いながら最適な方法を提案し、新たな人生の始まりをサポートしている。